夏の北海道の森は、午前6時にはすでに十分な光が差し込んでいます。針葉樹の林床は羊歯で覆われ、冬とはまったく別の景色になります。早朝に歩くことで、日中には見えないものが見えることがあります。
夏の針葉樹林の特徴 ¶
エゾマツやトドマツが主体の針葉樹林は、夏になると林床への光の入り方が変わります。葉が茂るため直射日光は遮られますが、その分、木漏れ日が複雑な模様を作ります。地面には羊歯類が広がり、苔の緑が濃くなります。冬に歩いた同じ道でも、夏は別の場所のように感じます。
早朝に出発する理由 ¶
野鳥の活動は日の出直後が最も活発です。アカゲラ、シジュウカラ、ヤマガラなどは、午前6時から7時の間に最もよく声を聞かせてくれます。気温もこの時間帯が一番涼しく、歩くのに適しています。8時を過ぎると気温が上がり始め、虫も増えます。
歩くときに気をつけること ¶
針葉樹林の林床は、雨の後は特に滑りやすくなります。長靴か、底がしっかりしたトレッキングシューズを履くことをお勧めします。宿では長靴の貸し出しをしています。虫除けスプレーは6月から8月の間は必須です。熊の生息域でもあるため、単独での行動は避けてください。
宿での早朝ウォークについて ¶
Yonder Fir Forestでは、希望者を対象に早朝の森歩きを行っています。コースは約90分、宿の周囲の針葉樹林を歩きます。今年の夏はアカゲラの巣が近くにあり、雛の声が聞けることもあります。参加はチェックイン時にお申し付けください。料金はお一人 ¥1,500です。
森の朝は、都市の朝とは時間の流れ方が違います。一度体験すると、その感覚が忘れられないという方が多いです。夏の空き状況はお問い合わせください。